试题题干
阅读理解
地図に詳しく、旅に慣れた人でも、初めての土地はわかりにくい。旅に出れば必ず道を聞く必要がある。ことに旅になれない人は、「この道をまっすぐ」とおしえてもらっても、しばらく歩いているうちに、「間違えたのではないか」と心配になり、同じことを二度三度と繰り返して聞く。道を教えると言うことは、なかなか難しい。自分の家にはじめてくる人に道を教えるばあいを考えてみるとよい。正確に教えたつもりでも、間違えずにまっすぐ来てくれる人はあまり多くない。そこで、自分が教えてもらうがわに立ったとき、そのことを頭において聞くようにしたい。
これは、決して旅先ばかりの話ではない。他人と話をするばあいに、自分の知識を元にして、相手もそれを知っていると思って、話を進めてしまう人がいる。
たとえば、「ホテルの左がわの道をまっすぐ進む」と聞いたとする。教えるほうが、「ホテルに向かって左がわ」のつもりで説明しても、「ホテルから見て左がわ」と理解したのでは、反対の方向に進んでしまう。
旅先で道を聞く場合、ふだんより間違えやすいうえ、それが原因となり、大きな被害を受けることもある。十分に、心を配りながら聞くようにすべきである。また、質問しやすい相手を選ぶほうがよい。